2017年05月04日
父の母の思い出
大型連休の最後の連休。
引っ越しの片付けをしなきゃと、納戸からダンボールに詰められた荷物を運び、
また、散らかっているという状態でありながらも、
父のいる施設に向かう。
もうすぐ父の誕生日。
息子や娘一家とともにお祝いをするから出かけるよ・・・と伝える。
施設では暇を持て余している父であり、
お出かけは大好きなはずなんだけど。
「もうええわー。ここでばあさんと一緒に寿司でもこうて食べるわ」と。
「たべよったらな、ばあさん(母のこと)が、今それ私が食べようと思ったのにぃとよう怒らるんや」と。
和やかでほほえましい老夫婦の会話だったことがわかるような気がする。
それとともに、私が嫁いだ後二人だけの生活も、幸せだったのだろうと
ちょっとだけ安心する・・・・・
しかし、まさか・・・・・・・母が死んだことを覚えていないのではと感じ
「でも、おばあちゃん、もうおらんやん」と言ってみた。
「いやいや、いつもそこで遊びるで」と、ベットの先のほうを指差した。
「えーっほんまぁ?!おじいちゃんには見えるんやなぁ」と、
笑ってみた。
母の死をまだまだ乗り越える事が出来ない私は、
車の中で声を出して泣きながら帰った。
母に会いたい。

引っ越しの片付けをしなきゃと、納戸からダンボールに詰められた荷物を運び、
また、散らかっているという状態でありながらも、
父のいる施設に向かう。
もうすぐ父の誕生日。
息子や娘一家とともにお祝いをするから出かけるよ・・・と伝える。
施設では暇を持て余している父であり、
お出かけは大好きなはずなんだけど。
「もうええわー。ここでばあさんと一緒に寿司でもこうて食べるわ」と。
「たべよったらな、ばあさん(母のこと)が、今それ私が食べようと思ったのにぃとよう怒らるんや」と。
和やかでほほえましい老夫婦の会話だったことがわかるような気がする。
それとともに、私が嫁いだ後二人だけの生活も、幸せだったのだろうと
ちょっとだけ安心する・・・・・
しかし、まさか・・・・・・・母が死んだことを覚えていないのではと感じ
「でも、おばあちゃん、もうおらんやん」と言ってみた。
「いやいや、いつもそこで遊びるで」と、ベットの先のほうを指差した。
「えーっほんまぁ?!おじいちゃんには見えるんやなぁ」と、
笑ってみた。
母の死をまだまだ乗り越える事が出来ない私は、
車の中で声を出して泣きながら帰った。
母に会いたい。

Posted by ももいろどんぐり at 06:43│Comments(0)
│良妻賢母
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
|
|
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。