大きなどんぐりの木の下で

３月６日、東京で、みどりの募金事業の発表会がありました。

ＮＰＯ法人どんぐりネットワークは、国庫補助事業「多様なテーマによる森づくり企画立案支援事業」に採択していただき、
７月からこの活動にがんばってきました。

資料を１５０部用意してくださいといわれて、
きゃーーっっっ１５０人もの人が聞いてくれるんや・・・とドキドキしたうえに、
フリップボードディスカッションというのまであると。

森林ボランティアとしては、まだまだひよっこの私は、荷が重い。
もうやだーーーっと思いつつ、一生懸命パワーポイントを作りました。

まずは、「自分の言葉」で。

パソコンを見ながら、
原稿を読みながら・・・そんな発表はしないでおこう・・・
とちろうが、間違おうが・・・自分の言葉をなげかけようと決めていました。

私が、話したい相手は・・・・・
今回、基調講演をしてくださっていた宮林先生です。

先生は、現在、東京農業大学の教授で、
森林コミッション、美しい森づくり国民運動など、いろんな要職につかれながらも、
庶民的で、楽しい方です。

１時にお部屋に入ると、もうお客様がイッパイで、
私は後ろのほうの席に、ひっそりと座りました。

すると、「ももどんさん・・・こっち」と、係りの方が・・・

ぎゃおーーっっっ最前列の「講師」のお席に・・・。

ここで、もう目はうるうるでした。

本当は、８番目・・ラストな発表だったのですが、
準備の都合で突然７番目に・・・・

ぎゃおーーーーっっっっ

心の準備もできていないまま、前へ・・・・。

でも、がんばりました。

今までの発表の方はとてもすばらしい内容だったし、
すごいことしているなーと思っていたのです。

私は、この発表会に選んでいただいたとき
「そんなに成果・・あがっていない」というてありましたが・・・・・


心のままを投げつけました。

投げたボールは、森林ボランティアのみなさんが、心でキャッチしてくれました。

大爆笑の中、進められる講演は、
ちょこっと吉本の芸人さんになった気分でもありました（違）。


くやしかった。
つらかった。
このマイナスのエネルギーを、プラスに変えて、この助成金をゲットした。

講師を呼んでいいというてくれるので、きていただくなら、日本でトップの
宮林先生にお願いした。
「うどん」をつけるから・・・と、お誘いした。

いろんなことがあった・・・・・・


でも、がんばれたのは「人」がいるから・・・・
そのセンターには「森」があるから・・・・と。

大喝采の中・・・・発表は無事終えられました（と思います）。

フリップディスカッションのとき・・・・
宮林先生が
「どんぐりさんって、人がとてもいいでしょ・・・・
だからボクは、香川まで行ったんですよ・・・・
ちがう人だったらいかなかったかもしれない・・・・・」と。

みんなの前で、号泣しそうでした。

うれしかった。




先生の最後のしめも「人」でした。


わたし・・・がんばってこれたのは、
私のまわりのみんなが大好きだからだと。

だんなにさえしかられたことないのですが、
よそのだんな様に、めちゃくちゃしかられても、
やさしかった、パパや弟に怒られても・・・・
がんばってこれたのは、
大好きだから・・・・。

尊敬しているし、
少しでも近づきたいと思っているから。

森林ボランティアとして、ひよっこでありながらも、
パパや弟や・・・・・どっかの社長さまのおかげで、
すっごいエリート街道を歩ませていただいています。

終わりの懇親会・・・・

全国に散らばるたくさんのお仲間や
林野庁の人や
労損関係者がいて・・・びっくり。

ぎゃぉっ・・・・いらんこというてしまいましたがな・・・っとちょっぴり思いつつ、
私は、モテモテでした（爆）

労損関係者にうけまくりだったのが、ちょっと・・・・こわいような気もしているのですが・・・。


大役を果たせたと思います。

本当に応援してくださったありがとうございます。

うれしかったし・・・

すっきりしました。


これから、どうするべーっとも思いますが、
私は、まっすぐに生きていきたいです。


ずるいことはしたくない。
大きなものもこわくない。



こわいものは、人の心を傷つけること。


そして、私の仲間を誰かが傷つけようとするならば、
全力で守る・・・・・・。


これは、森林ボランティアとしてでなく、
人として、やるべきこと。